年長さん向けには大きく分けてタブレットでの活動と体を使う活動の二つを行います。
ここでは以下の内容を紹介いたします。
・タブレットを用いた学習 ・知育玩具 ・3つの力を鍛える ・カリキュラム
タブレットを用いた学習
タブレットを用いた活動ではScratch.Jr や springin’といった直感的に操作できるプログラミング学習ツールを用います。年長さんでもタブレットの操作はすぐに慣れることができ、高速でトライ&エラーを行えます。絵を書くのもメインになりますので創造力も鍛えられます。
知育玩具
作ったプログラミング通りに知育玩具を用いて体を使って動くなど、運動も交えた取り組みも行います。将棋の藤井聡太さんも小さなころに使っていたような立体パズルも扱います。
これら取り組みを通して、当教室では、プログラミングの活動を通して大きく子どもたちに以下の3つの力を鍛えます。
①学びの姿勢の強化
②思考力、そもそもの考える力の強化(タブレット型と運動型を併用する理由)
③守りだけでなく攻めの知識・技能の強化
まずは、それぞれの狙いについて解説いたします。
①学びの姿勢の強化
学びの姿勢の強化とは
「子供が自然と取り組みについて考え、掘り下げることができる」
これを、狙っています。授業でも間違っても繰り返し再トライすることもありますが、繰り返し考えするトライするタフさを鍛え、いつもなら100考える子が200考えるようになった、といったような、「子どもにとってのいつもなら当たり前」自体を変えていく取り組みとなります。
②思考力、そもそもの考える力の強化
日本でも一斉に始まったプログラミング教育は何も子どもをプログラマーになってほしいわけではありません。プログラミング教育はそもそもの考え方自体を鍛えるの適しており、同時にパソコン操作などを複合して学習して欲しい、というものがあります。プログラミングは命令を順番通りに処理する順次処理、同じ動作を繰り返す繰り返しなどありますがありますがこういった考え方自体を鍛え、さらには人生でずっと使える原則などに関して、一般化する能力、再現性を味方に付けられるか、というのが重要です。要は一生使える、あるいは生活で、授業で使えるような教訓や法則に気づけるようにするための取り組みです。敢えてタブレットや体を動かすタイプのプログラミング教材を混ぜて使うのは、違う場面でも同じ考え方が通用する、というのを体感してもらうためです。
③守りと攻めの知識・技能の強化
知識は知識でもこれをやってはいけない、といった「守りの知識」が優先的に思い浮かぶことが多いかもしれません。実際に必要なのはこうすれば解決できる、自分の武器になる情報が手に入る、といった「攻めの知識」もまた必要です。
まずはタブレットの操作、アプリの操作など基礎から鍛えていくのが必要になります。
タブレット springin | 16回 | 丸を書いてみよう 迷路を移動するゲームを作ろう 重力と世界 場面切り替えを利用しよう カメラを使って現実をゲームへ 絵本を作ってみよう 録音して音読してみよう ピアノの音を録音して演奏会 等 |
タブレット scratch jr | 16回 | キャラクターの登場 移動 キャラクターをしゃべらせよう 世界の登場 ジャンプ! 動きのあるキャラクターをコピーしよう キャラクターの編集 バトンパス かくれんぼ!キャラクターを隠す機能 うさぎとかめ 移動速度の変更 文字を登場させよう 録音して現実の音や声を登場させよう 等 |
知育玩具 | 6回 | ブロックを積んでボールを転がそう ブロックを積んでボールを転がそう 応用 プログラミングとマット プログラミングとマット 応用 等 |
上記の内容に応用や自由創作、互いの発表などを入れながら取り組んでいきます。