知育ゲームとして名高いマイクラですが、何をするにしろ、取り組みをある程度深掘ることで学びの効果を高められます。遊ぶにしろ学ぶにしろ深掘る癖は強力な味方です。
生徒によって活動は異なりますが、とくにおうちでもマイクラをやっている子に優先的に取り組ませているのがレッドストーン回路です。
小学生ではほとんど触ったことがないという子も多い機能です。論理回路も作れたりしますが、これを扱えるようになればゲーム内の農場を半自動化、自動化などができ子どもからすればゲーム内の実益も兼ねています。
おうちでマイクラやっている子に優先的に取り組ませているのは、やはり教室だけでなく、おうちでも触ってもらえれば、というものです。週1で教室で指導していることが多いですが、お家での遊びの時間に学びとして活動する時間が増えれば週あたりの子どもの学びの時間はさらに大きくすることができます。
左の図は飲料・自動車の生産などに関する、さまざまな工場の稼働によく使われているラダー言語です。具体的にはコーラやお茶など身近な商品の生産を支えている言語ですが実は考え方がマイクラのレッドストーン回路に似ています。生徒には「しっかりとした思考法や新しい物事への挑戦が身近にあって欲しい」という狙いからもこういった取り組みにも積極的に行います。
生徒によってはやや難しい機能にチャレンジする姿勢ができていないことがありますので、そもそも、こういう学びの姿勢を日々に取り入れて欲しい、例えば家でマイクラするときにはちょっとこの機能作ってみようかな、と挑戦する精神性を得て欲しいですね。